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09.09.18
とある盲学校の授業
もう5年くらい前になるか?
盲学校の授業に参加した。
施主の息子さんの通われる都内の学校。
私は福祉先進国デンマークの視覚障害者の施設などの資料や実例を知っている。
コペンハーゲンに行った時も、ストックホルムに行った時も、美術館や駅などで、
感心することが多い。
点字ブロックや音声案内以外で室内の廊下の交差点を知らせる方法、
車いすで海水浴のできる海水浴場などなど。
当たり前のことが、当たり前にできる環境がある。
期待していた。
盲学校には盲学校の設計ノウハウがあるのではないか?
しかし、それは全く違った衝撃を受けた。
私が通った公立の小学校と全く違うところがない。
扉の前に鈴があったりするくらい。
特別なことがなにもない。
先生曰く
ここに特別なものを作ったら、彼らは外に出ることができなくなる。と...
09.09.17
大トロをアルバイトが食べられる理由
もう15年前の話
ある大手チェーン店の寿司屋。
お持ち帰りとデリバリーが中心。
それなりに販売量があるので、マグロが週に1匹ほど届く。
それを店長が解体し、数日分に分ける作業がある。
アルバイトは、中おちの掃除の手伝い。
まかないにマグロの残骸焼きがでるので、楽しみな日である。
そしてもう一つ、タイミングが悪く、
配達に出ていると出会えない楽しみなこと。
それが、マグロ1匹から数枚しか取れない
特上の大トロを食べられる日なのである。
なぜ商品にしないのか?
もっともな疑問ですよね。
もし、初めて頼んだ客のすしに特上の大トロが入っていたら、
客は次もそれを望むので、
特上の大トロがない日に頼まれると、
品質が落ちたといううわさが出る。
もし、いつも頼んで、いる常連客が、
たまたま特上の大トロに出会ったら、
今まで損していた気がするようになる。
いずれにしても顧客を失う可能性がある。
客の前で握れる寿司屋なら問題ない。
でもアルバイトが配達する、セット名があり、規格品を売る寿司屋は、
どんなに客が喜んでもらえる商品も、希少価値があればあるほど、
パッケージ化、規格化の進んだ会社では、出せないのである。
09.09.16
私達の仕事
私達は決まった仕様の建物を、
たくさん建てようなんて全く思いません。
そりゃ、同じ図面で少しアレンジして、
提供すれば、儲かるかもしれません。
そんなことしていたら、
今頃、高級車に乗って、
大きな家を建てているでしょう。
でも、その人、その家族、その土地、
その建物と真剣に向き合ったら、
同じ建物なんてできない。
同じ家族はいないし、土地も違う。
儲からない。
しかもこんなことしていると、
年間にできる仕事も限られてしまう。
というか、多くの仕事がきても、質が確保できなければ、
お断りしなければならないと思っているのです。
特に独立当初、福祉施設の専門知識があったので、
数件のバリアフリーリフォームの仕事をいただきました。
でも今は、介護保険制度の中での改修はやらないようにしています。
たまたま、大きな改修の中で、もらえるものは申請しますが、
申請できるから、その範囲での仕事というのはお断りしています。
それはもっと得意な方が、いらっしゃいます。
私は家族のことを考え、
全面的に建物を改善したいと思っている方と、
そして、機能だけではない、
目に見えないものが建物を左右するということに、
理解ある方と、仕事がしたいと思っています。
理想は分かった。
でも設計事務所はよくわからない。(その通りです。)
そもそも家を建てるとかリフォームするという選択肢に
あることを、初めて知った人もいるはずです。
よく聞かれることがあります。
それからよくいわれます。
偏見かもしれませんよ
あなたの常識が正しいかどうか?
ブログをよく読んでいただいた方で、
共感していただけるご家族と
仕事でご一緒できたらと考えています。
そんな家族限定!
右上の相談フォームからご連絡ください。
建築家とのリフォーム
あなたの性格から、どんな建築家が会っているかがわかる
09.09.15
建物を見て建物を決めたいと思う瞬間
いつも新築の時は敷地をしっかり見て、
周辺を歩き、家族の話に耳を傾けます。
当たり前のことですが、
基本は大切だと思っています。
どんな工務店も、ハウスメーカーも同じことをすると思います。
敷地を見ない営業も、設計者もいないはずです。
そんな会社がいたら、大問題です。
大きな組織の会社は分業化しているので、その可能性ありえますが...
とにかく見た人が、そこで何を感じるかということ。
何かを「発見」できるかどうか?
それが大切だということです。
その教えは実は左官職人榎本新吉氏に教えられました。
でも、リフォームの時はもう一つ見るものが加わります。
それは建物。
どんな建物も汚れます、
壊れます。
形あるものそれはしょうがない。
でも、どんなメンテナンスをしていたのか?
元の設計はどうなのか?
生活者の考え一つで、
知識ひとつで、
建物は違う成長をします。
リフォームしやすいのは健全な時。
間取りや設備の更新だけで、いい場合がありますが、
不健全、不健康な場合は大変です。
だから、しっかり家を見るようにしています。
09.09.14
カチアル空間
category:BLOG





