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10.07.29


駐車場5台分を確保する。
クライアントの希望は、駐車台数5台。そのうち2台は屋根の下にしたい。また、1階は事務所を併設したい。というものでした。
1階に駐車場を確保する為に、大きく道路側の壁をなくしています。
こうした構造は、木造では難しく、鉄骨造か、鉄筋コンクリートの構造で成立する形態です。
1階は、なるべく広い駐車スペースを確保するために、コンクリートの柱の縦横比を変えています。
正面から見ると、柱巾は300mm。奥行き方向に900mmあります。コンクリートの柱と柱の間の寸法は2700mmあり、乗り降りに支障が無い寸法で決めました。クライアントの年齢を考えると、乗り降りの寸法は大切です。
事務所とガレージ
1階の一部は事務所として利用しています。その事務所からガレージが見ることができる配置に設計しました。
自分の好きな車を、眺められる家。それは、車好きにはたまらない贅沢ではないでしょうか?
建具をスチールで作ることで、枠を細くすることができます。車-自分の間に邪魔なものを少なくする。そんなデザインはどうでしょうか?
木造のメリット、コンクリート造のメリット
この建物は、コンクリート造の建物です。道路面に開口を大きく開けたいので、こうなったのですが、同様なことを木造ですると、構造的に無理が生じます。また、
ガレージハウスの一番の問題点、それは、匂いと音(振動)です。
木造だと、どうしてもこの2点は比較すると見劣りします。
逆にコンクリート造のデメリットはコストにあります。木造に比べればコストが上がるのは仕方ない。しかし、それに見合う性能にはなるのです。
ガレージだけで、この構造を決めることはできませんが、コスト面の都合がつくならば、コンクリート造のガレージをお勧めします。

オープンガレージとビルトインガレージ
この様なオープンなガレージの場合、と完全にシャッターで閉じられたビルトインガレージ、これにもメリット、デメリットがあります。
閉じられている場合、換気設備や、匂いの対策が必要ですし、シャッター、内装など費用は掛ります。
しかし、防犯性、収納力は比べ物になりません。
どちらがいいかは、ガレージで何をするのかに掛っています。
ガレージは「書斎」や「整備場」であれば、ビルトインガレージの方が環境はいいです。
乗り降り、出し入れ、モノが少なければ、オープンで十分です。
ここでは、収納を車の後ろに4.5m巾取っています。鍵を付け、必要なものはすべて収納できる仕様です。そうすることで、すっきりガレージが美しく維持できるのです。





