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施工事例

10.07.29

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夜景.jpg

 

  

都市部でビルトインガレージにする理由

東京の下町に位置するこの敷地。

南側には、9階建てのマンションの計画があります。

東側の道路を挟んで向かいには、5階程度の集合住宅が並び、西側が墓地の為、抜けているという立地でした。

 

都心では珍しくないこうした密集した敷地の低層部分は、住環境として良好とはいえません。

特に、東側の道路は、巾11mあり、車の交通量も多く、人通りもあります。

 

 

「敷地を有効に利用したい。そして、住環境を向上させたい。」

そう願うなら、1階にガレージ、2階3階が生活空間と考えるのが至ってシンプルな思考だと考えます。

 

□鉄骨造の利点

1階にガレージを持ってくることにより、一般的に心配になるのは、構造上の問題。
新潟の地震でも、1階が店舗や駐車場になっている建物、道路に向かって大きく開口が空いている建物の損傷が大きいことが報じられていました。

問題なのは、耐力壁や筋交いといった壁によって地震力を維持する建物は、壁の少ない面が弱くなるのは当然です。敷地が狭く、ガレージを取りたい場合、木造で作る場合には、注意が必要です。

 

□ラーメン構造

「カチアルイエ」でオススメなのは、この住宅でも採用している、重量鉄骨によるラーメン構造です。特に難しいものではありません。筋交いや壁によって地震力を持たせるのではなく、柱と梁によって、地震や台風から建物を守る構造なのです。

ということは、柱部分以外は、すべて開口にでき、敷地を有効に利用、そして地震にも強い家づくりができるのです。

以下、この家のガレージのポイントを見ていきます。

 

 

ガレージのポイント1 屋根ガレージ.jpg

写真左手側が南です。
南の開口を大きく確保しつつ、東側の道路面は、歩行者や車からの視線を考慮し、壁を多く配置しています。 


 ガレージは車を縦に2台入れられる大きさを確保。通常時は1台ですが、親戚などが集まるとき様に、2台分設けています。

 

手前のガレージは、屋根があり、ちょうど玄関の脇にあります。
巾方向を十分確保することで、車いすでの乗り降りや、買い物等の荷物が多い場合に、便利な位置にしています。

玄関へのアプローチの空間でもあるので、狭くならない様な配慮でもあります。ビルトインガレージの一つ目のメリットはモノ、ヒトの乗り降りの時に発揮されます。

 

ガレージのポイント2 汚れ 

屋根や壁があることで、車の汚れ方が大幅に変わります。
これは、都心よりも地方の方が畑の位置や風向きなどに影響を受け、汚れるという経験をしている人が多くいると思います。

車を綺麗に保ちたい、洗車する時間とお金を節約したい方は、ビルトインガレージのある家をお勧めします。

 

もみじ庭.jpgガレージのポイント3 防犯性

 

  ガレージの奥の部分は庭になっています。その庭の手前にガラスの間仕切りがあり、普段は、閉じられています。

通常は1階の庭に人が入ってこない様にするための門扉の役割を持っているモノです。

屋根は無いですが、パーテーションの裏に車を持っていけば、いたずら等から車を守ってくれます。
多くの高級車をお持ちの方たちは、盗難といたずらに頭を悩ませることがあると思います。
そうしたモノから、解放される方法として、ビルトインガレージはあります。

 

ガレージのポイント4 美しいこと

この家の場合、道路から玄関に至る部分がガレージを通り、車を眺めることになります。
右手の土壁(左官壁)は、緩やかな曲面をしており、土壁に沿って歩くと、玄関にたどり着き、この部分は屋根があるので、少し暗い印象になりがちなので、奥の庭を見えるように、ガラスのパーテーションになっているのです。

 

美しい空間、美しい車、美しい生活

それが、心豊かにするカチアル家づくりだと考えます。

 


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