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09.10.05

敷地わずか「10坪」
わずか10坪という狭小敷地で、家族4人の住宅とご主人のオフィスと駐車場をつくってしまうという新築の計画。
テーマになったのは、「狭さ」、南が塞がれている「暗さ」、子供がここで育っていく「楽しい場所」です。
新築ですが、すでに建物の大きさは決まってしまい、小さな箱にいかに多くの要素を狭くならずに盛り込むかがポイントになっています。
何より大切なのは周りの環境からくる閉鎖と解放の可能性を更地から推測すること。目線の抜ける窓の配置や、風を抜く小さな小窓を考えました。
さらに用途を1層1用途にし、間仕切りを減らすことで、一番の問題である「狭さ」を感じさせない計画にしています。
また、南からの採光は1.2階で難しく、東、北側からの採光を有効に、かつ、3階から、2階のリビングにどう光や風の流れを作るのかという「暗さ」の解消の方法として、家の中心に「らせん階段」と「吹き抜け」を設け、光を導きました。

「狭さ」「暗さ」を楽しい場所へ、
直接窓から入ってはきませんが、高い所から光が降り注ぐと、広さを感じ、十分な明かりを提供してくれます。
子育てという面でも、4層+ロフトという家の構成が、どうしても上下に分かれ、視線が行き届かないことになります。
そこで、家族の関係をつなげるのにこの「吹き抜け」と「螺旋階段」が必要になったわけです。
リビングから直接最上階の子供部屋まで続く螺旋階段は、個々のプライバシーを保ちつつ、声や気配が感じることができ、家族をつないでいきます。 そして何より子供が走りまわる「楽しい」空間になりました。




